男の秘密の手帳。小遣い、食、健康、娯楽他 22年4月2日
今日の天気は一応、晴れ。だが、寒い。
気温は5℃~15℃。桜が咲く頃にしては寒い。
花見も少し寒いか。
明日は崩れそうなので、花見は今日がピークだろう。
私は特に予定は無いが。
いつものように午前中ジムへ。昼は軽く。コメダ。
サラダ多めの軽いランチ。
そういえば昨夜は軽く飲みに行った。
コロナを怖がってばかりいられない。
気を付けながら少し思い切って。
梅田の岡長へ行った。
やはり一人でしんみり、いいもんだ。
さて今日のお勧め本は。
「恋愛事情」 藤田宜永
藤田宜永の作品もそこそこ読んできた。
残念ながら2020年に逝去された。
まだまだ活躍できると思っていたのに残念だ。
言うまでもなく奥さんはあの美人の小池真理子。
さて、この本は短編集である。
「土鍋」「封を切る」「修羅の狭間」「残像」
「不在の女」「赤心」の6篇。
いづれも面白い。
が、特に印象に残ったものに触れてみたい。
「残像」
還暦を迎える男二人が温泉旅行に出かける。
この二人、高校、大学が同じで40年以上にわたる付き合いだ。
なのに男二人で旅行ってなんか味気ない気がする。
主人公は相手から誘われ仕方なしに出かける。
主人公の男は所帯を持って子供もいたが早々に離婚し、独り身だ。
もう一人は一応夫婦だが、旅の途中で離婚を告白される。そしてその離婚の相手はかつてこの男二人で取り合った間だったのだ。しかし真実は、、、
昔のことが後になって判明してもほろ苦いだけだなあ。
全編通じて思うのだが、金があってモテル男っていいな。現実何て何にも無い連続だし。
小説ってどれもそうだが、いとも簡単に男女がくっつくよな。しかもいい年のオッサンがそう簡単に若い女がくっついてくるか、っての。まあ、小説だから。
それと皆、旨いもん食うよな。あーあ、うらやましい!
「恋愛事情」のお勧め度は△。(◎最高、〇まあまあ、△まあ、◆あまり)