男の秘密の手帳。小遣い、食、健康、娯楽他 22年4月6日
今日の大阪は快晴。
気温、11℃~22℃。いよいよ春本番。
日々のランチもあまり変わり映えがしないので、新規開拓。
北浜エリアで見つけた、和を中心とした店。
メニューは一つ。その日によって何が出るか分からない。
美味しい、この店。ごはん(米)もいい。
これはまた利用できるな。
和処「きたの」
さてと、本の紹介。
今日は「夫の骨」 矢樹純
矢樹純という作家の本は初めて。
さっと見た感じでは家族における軋轢のようなものとそれにミステリーが加味されてたような作品のようだ。
短編集となっており、全部で9話ある。
いずれも夫婦間、親子間の問題、いざこざがミステリータッチで表現されている。
「夫の骨」
ある夫婦の妻が主人公。夫は小学生の時に実母を亡くし、その後父に後妻がやってくる。やがて父が亡くなり、それまで別々に暮らしていた父と子夫婦が後妻が取り残された実家に戻ってくる。そして3人で暮らすようになる。夫と後妻は仲が良くなんだか怪しいように妻の目には見える。だが、その後妻もやがて亡くなる。残された夫婦は静かに暮らしていけるかに見えた。が、急に夫が山登りを始めるようになる。そしてアルプスへ行ったまま帰らぬ人となった。残った妻が夫の持ち物を整理していると骨壺が表れて、、、
一体、誰の骨?結末が面白い。
「夫の骨」のお勧め度は△。(◎最高、〇まあまあ、△まあ、◆あまり)