男の秘密の手帳。小遣い、食、健康、娯楽他 22年4月12日
今日も、大阪、天気いい。
気温、15℃~26℃。明日から4月本来の気温になるという。
この数日、暖かかったので体感としては寒く感じるのか。
ウクライナのニュースを見ていると雪がチラついているシーンをよく目にする。
かなり寒いんだろうな。
一刻も早く平静になることを願うのみだ。
今日の歩数は9,531歩。
昨日のランチで久々にカレーを食した。
生卵トッピングのビーフカレー。
といってもビーフはほとんど見当たらないが。
上部にあるのは福神漬け。でも今は食べない。誰がスプーンを突っ込んでいるかと思うと。
今日の紹介本。
「エンドロール」 鏑木蓮
鏑木蓮?これも初めてだな。
主人公は映画監督を目指して島根から東京に出る。が、水が合わないからといって大阪にやってくる。だからといって映画にまつわる仕事なんてない。
アルバイトをしながら糊口をしのぐ毎日。掛け持ちでアルバイトをする中で集合住宅の管理の仕事をしていた。そんな中である一軒の居住者が亡くなった。独居老人である。身元引受人も無いことから住居の後片付けを任された。
ところが荷物を整理していく中で8ミリビデオとテープ、キネマ雑誌類、それとノートが残されていた。そしてそれをこっそり自分の部屋に持ち帰りビデオを再生し、雑誌、スクラップ、ノートを見ているうちにこの老人の過去に興味を持ったのだ。
以前の勤め先(映画館経営)や東北地方の知人を探し当ててその老親の姿が徐々に分かってくる、、、
最終的には戦争にまつわる苦い体験に結びついていく。
前半は気楽な感じで進むが、後半は戦争にまつわる重くて暗い話になっていくのだ。
人間って一人一人が映画の主人公なのだと。その人を中心として回りの色んな人が登場して様々な話が展開する。
でかい話にもなればこじんまりとしたささやかなもので終わるのもあるわな。細く長く、太く短く様々。
そしてエンドロールにはどんな人々が登場するのか。
自分に置き換えてみると、全然大したことないのだが、やはりしょぼい一つの映画があるんだなあ(まだ終わっていないが)と感じるのだ。
「エンドロール」のお勧め度は△。(◎最高、〇まあまあ、△まあ、◆あまり)