男の秘密の手帳。小遣い、食、健康、娯楽他 22年4月18日
今日の大阪は良い天気。
1週間のスタートは気分よく。
気温は13℃~23℃。朝は若干肌寒い。
午前中は母の病院の付き添い。で、午後から出勤。
なので今日のランチはいつもと少し違う所。
といっても北浜近く。
季節的に少々早いが、天ざるうどん。中々いける!
天ぷら、エビがいい。
先週土曜日、ジムへ行ったとき、体育館の周りのツツジがあまりにも綺麗で写真に。
で、競馬の皐月賞。関係ない?
1枠、6枠、8枠で攻めたが、きっちり外した。
あーあ。
今日の本の紹介は「悪党」 薬丸岳
薬丸岳は「誓約」に引き続いて登場。
佐伯家は夫婦と子二人のどこにでも見られる家庭。ただ父親がサラリーマンではなく散髪屋をやっている。主人公の長男、修一はそんな父親の働きぶりを見て自分も同じような道を歩むのだろうと子供ながらに考えていた。
そんな修一の誕生日のことだった。姉のゆかりは友達と会った帰りにケーキを買ってくると出かけたまま晩になっても帰らない。そして修一はゆかりの友人と一緒に姉を探しに出かけたのだ。探し出してそこで見たものは無残にも殺害された姉の姿だった。
時が経ち、修一は探偵事務所で働いている。といってもたった3人で細々と客からの依頼を受けるといったものだった。
依頼人というのはいずれも訳アリで、自分の子供が殺害され、犯人は逮捕されて収監、その後一定期間を過ぎると出所する。その後は何事も無かったように暮らしている。
あるいは親の勝手で見捨てられた子供がその後親が自分だけ幸せそうに暮らしている。
そんな人を探し出して欲しいという顧客の要望に応えるのだ。
そして調査結果を受けて依頼人がどうするのか、、、色々な形で復讐をするのだ、、、
修一は探偵の仕事をしながら自分の姉を殺害した奴らを探し出すことは決して忘れなかった。そして探し出す、、、
「誓約」よりは「悪党」の方が、個人的には評価したい。
殺人を犯した人がその後どんな暮らしをしていくのだろうか。この小説の場合は凝りもせずのうのうと暮らしている者ばかりだが、多くはきちんと更生し真面目に生きているのではなかろうか。
だとしても殺人に対しての刑期は短いといえばそのような気もする。被害者の立場になればさらに納得が行かない場合が多いのだろう。色々考えさせられる。
「悪党」のお勧め度は〇。(◎最高、〇まあまあ、△まあ、◆あまり)